バーテックススタンダードが八重洲無線に戻った記念に、VX-3を入手。
手の中にスッポリ収まる小型さに感動しきりである。
VX-3を入手するにあたり、気になっていた点は3つあり、これでしばし躊躇していた。
・液晶表示がショボい。
・音量調節が片手で出来ない。
・受信周波数に歯抜けがある。
VR-160とかと比較して液晶表示がショボいのはIC-R6でもう慣れたし、音量調整については親指と人差し指を鍛えることにし、自分を納得させたが、受信周波数の問題は如何ともしがたい。
しかしある販売店の情報から今出回っているVX-3の受信周波数に歯抜けは無いことを知り、決心した。
実際に以前受信できない周波数として明記されていた部分は、問題なく受信できていた。
弱いとされているAM/FMラジオの受信もこちらでは問題の無いレベルであった。が、普通のラジオやPL-310の方がクリアーに聞こえるのは仕方の無いところか。
また、スペシャルバンクに未だにアナログTV音声の周波数が登録されているのが、時代を感じさせる。このスペシャルバンクは削除出来ないので非常に目障りなのだ。RADIOモードやVFOモードのBAND切替時にアナログTV音声周波数を表示させないようにはできるので、尚更だ。
そんな気に入らない点を抱えつつもVX-3とSRH805Sの組み合わせは素晴らしく、iPhone5並のコンパクトさで無線機を携帯していることを忘れてしまうぐらいなのである。