PC-286 NOTE fを入手してから、しばらくノートPCとは離れていた。 理由は2つ。 一つは世間でApple Macintoshが見直されつつあるのと同時に、僕の気持ちもMacintoshに傾いていたからである。
以前からMacintoshはそのすばらしいデザインで気になっていた。 SE/30やIIciなどはマジで欲しかったが、若年サラリーマンにはとても手の出せるお値段ではなかった。 しかたなくMAC LIFEなどを読みふけっていた。
しばらくは仕事場で導入されたWindows3.1搭載PCをいじくり倒していたが、遂に、PC-286 NOTE fを売却しそれを元手にMacintosh LC(左)を入手してしまった。
LCでMacに目覚めた僕は、世界初のCD-ROMドライブ搭載機であるIIvi(右)にまで手を出してしまう。 悪名高きIIviは今までのスタイリッシュなデザインを捨て、金属筐体でまるでDOS/V機のようなMacだった。
もう一つの理由は、ノートPCより遙かに小さなマシンにどっぷりとはまってしまったからである。 そのマシンとは、かの「HP100LX」である。
HP100LXは、なんだかポケットコンピュータとノートPCが合体したような雰囲気を醸し出しており、しかもPDAのように個人情報管理もしてくれる非常に便利なモノであった。 300g程度なのでどこへ行くにも持って行った記憶がある。
倍速クリスタルや日本語化キットや、FLASH PACKERも買った。 1台のマシンにこんなに熱くなったのは、後にも先にもHP100LXだけである。
◆ノートブック ノスタルジア -黎明期編-
◆ノートブック ノスタルジア -PC-9801編-
◆ノートブック ノスタルジア -浮気編-
◆ノートブック ノスタルジア -サブノート編-
◆ノートブック ノスタルジア -ThinkPad編-
◆ノートブック ノスタルジア -VAIO編-
◆ノートブック ノスタルジア -完結編-