ネットにアップする写真には位置情報がついていては困るが、外部に公開しない思い出の写真には位置情報をつけておきたい。スマホで撮影した場合には簡単についてくれるが、デジカメで撮った写真には普通位置情報はつかない。カメラ側にGPS情報が必要だからだ。
最近のデジカメはスマホとBluetoothで接続し、スマホのGPS情報を持って来て紐づける機能が付いているが、残念ながらα5100にはそんな機能はない。ちょっと前ならGPSロガーとかが必要だったが、今時はGeotag Photos Pro 2というアプリでこの問題を華麗に解決するのだ。
基本的な動きは、iPhoneとカメラの時刻を合わせて、位置情報の記録を始める。あらかじめ設定された周期で位置情報が記録されていく。最後に写真のタイムスタンプと紐づけてその時の位置情報をExifデータとして画像ファイルに書き込む。
記録した位置情報は一旦ネット側へのアップロードするので、ユーザー登録が必須である。
このGeotag Photos Pro 2はApple Watchにも対応していて、位置情報の記録スタート/ストップが手元で行える。
昨日の関ハムで写真撮影した際に、位置情報を記録してみた。(画像の中の日付が2017/01/04になっているのは、以前の記録に追記してしまったため。)
今回は位置情報の紐づけをMacのアプリでやって見たが、同様のことはWebブラウザでも行うことができる。
なお、OLYMPUSのiPhoneアプリ「OLYMPUS Image Share(OI.Share)」には同様の機能が盛り込まれており、別途アプリを用意する必要はないが、SONY謹製の「PlayMemories Mobile」にはそんな機能はない。