会社でちょっとメモを取りたい時、メモ帳を使う。手帳に書くほどのことではなく、一時的に記録してすぐ捨ててしまうような情報を書くためにだ。昔はミスコピーの裏を使ってメモ用紙代わりにしていたが、最近は情報漏洩防止のためにミスコピーはちゃんとシュレッダーで処理するようにお達しがきている。
今回は最近お気に入りのメモ帳を紹介する。ノートのように罫線があり、不要になったら切り離して捨ててしまえるメモ帳だ。「リーガルパッド」といって大きさはA4ぐらいか、ジュニア版はA5ぐらいである。「リーガル」というだけあってサイズはアメリカのリーガルサイズなのだ。普通のサイズでは少し大きすぎるのでジュニア版がお気に入りだ。以前はコストコにもジュニア版が売っていたが、今は普通のサイズのものしか売っていない。
どうしてもジュニア版が欲しかったので今回はAmazonで10冊パック767円というのを買ってみた。コストコのは安かろう悪かろうで紙質はイマイチだったが今回届いたのは上質紙で非常に書きやすい。愛用のLAMYブルーブラックのインクも裏写りせず両面みっちり書けそうだ。とはいってもこの手のメモは片面書いたら切り離してゴミ箱行きなんだが。
ちなみにメーカーはMeadというところ。1882年にMead Paper Companyとして設立された老舗文房具メーカーのようだ。なんとMead の前身は1846年にアメリカのオハイオ州デイトンにて創業、主に印刷物や本を生産していたというのだから伝統のあるメーカーで安心した。
A5版の手帳と一緒に持ち歩き、一時的な情報はこのリーガルパッドに書き、そこから残す情報は手帳に転記するという使い方ができそうで、来年の手帳はそんな方向から選択してみようかなと思い始めている。