FT2Dファームウェアアップデートが公開されていたので、早速適用することにした。更新内容からすると自分には直接影響がないような気がしたが何事も最新版にしておくほうが安心できる。
ファイルは3つ。メインとサブとDSP。まずDSPからアップすることにした。ファイル名がPCTOOLなので、まずこれでFT2Dとの接続ツールをインストールしておく必要があるのではないかと思ったからだ。
まずドライバをインストールし、次に付属のケーブルでFT2DをPCに接続するのだが、何も考えずに接続するだけではなく電源を落としたり入れたりと一連の作業が必要。マニュアルに写真付きで解説されているので、間違いはない。
DSPをマニュアル通りにアップデートしたつもりだったが問題が発生。バージョンを確認したらなんと0.00!変な汗をかきながら気をとりなおしそのままメインとサブのアップデートへ進んでみた。
(左)アップデート前 (右)DSPアップデート後
ここではまた別のソフトを使ってFT2Dにプログラムをローディングしなければならない。そのために、.NET3.5やVisual C++ 2008 RedistributableとかをPCにインストールしなければならない。マニュアルにはWindows10の場合はMicrosoftのサイトからダウンロードせよとリンクが貼ってあったが、実際にクリックするとそんなページはないを怒られる始末。私のWindows10では.NET3.5はコンパネから有効にするとWindows Updateからインストールしてくれた。あんまり色々なもののインストールを強要されるのは好きじゃないのだけど。
そしてこのメインとサブのインストールには、ハードスイッチの操作も必要だ。データ端子横にこんなスイッチが仕込んであったなんて。これはおじさんたちには辛すぎる操作だ。虫眼鏡必須!
メインとサブは難なくアップデートされてバージョン表記も正常に終わった。気になるDSPは再度アップデートしてみることにした。もしかしたらメインとサブをアップデートしてからDSPをアップデートしないといけないのかもしれないと気付いたのだ。
DSPアップデートのマニュアルをよく読み手順に間違いがないか慎重に作業したところ、正常にアップデートできたようだ。原因は分からないがこれでファームウェアのアップデートは完了である。
(左)メイン・サブアップデート後 (右)DSP再アップデート後
しかしその効果は予想どおりわからない。
なお、メインとサブをアップデートした後にはオールリセットが必要なので、メモリ等のバックアップをお忘れなく。(FT2DはMicroSDにバックアップできるので楽ちんだ。)