FT2Dがやってきた。レビュー等の情報も少なく躊躇したものの、実機を触った感じが良かったので来てもらうことにした。実はID-51と迷ったのだが、ID-51には広帯域受信機能がないので、早々に候補から外れている。本体デザインや基本機能は非常にソソる機種だったが、やはり受信周波数範囲が狭すぎて自分にとっては面白みに欠けた機種だった。
この機種の特徴である大きな液晶ディスプレイは、階調表示ができる白黒液晶なのだが、スマホを見慣れた目にはかなりお粗末に映る。しかも感圧式タッチパネル。これは触れただけで反応してしまうと困るのでいいかなと思っている。
液晶下のキーはプラキーで押しごたえもあり使いやすい。
バッテリーは大容量タイプが付属していて安心なのだが、装着した時の厚みが気になるところ。早々に標準タイプに置き換えてしまうだろう。受信機として使っている場合、電池の減りはあまり気にしなくてよい程度のようだ。電池残量表示はVX-8Dのように大雑把かつ役立たずではなく細かく残量が分かり、突然死を心配しなくていいのは素晴らしい進化だ。
そして何よりも素晴らしいのは、VFOと音量が物理的に別になったことだ。おかげでスケルチの調整も分かりやすくなった。
GPS内蔵だがそれを感じさせないデザインもよい。しかしこのGPS、室内ではさっぱり衛星を捕獲しない。スマホやタブレットのやつとは仕組みがちがうのか。よくわからない。室内では常に画面上のGPSアイコンは点滅しっぱなしである。
広告 無線
FT2Dがやってきた
2015年12月12日