材料
- FT232RL USBシリアル変換モジュール (秋月電子通商)
- 2×5Pメス/10Pメス(分岐) 2.54mmピッチ コネクタ付ケーブル (秋月電子通商)
- miniUSBケーブル
材料費は1,500円ぐらい。
作り方
- コネクタ付きケーブルから両端のプラのカバーを外します。矢印部分を精密ドライバなどで引き上げれば、簡単に抜けます。両端金属コネクタが露出したケーブルを3本作ります。
- VX-8Dマイクコネクタに先ほどのケーブルを一度挿しておきます。金属コネクタがピンの太さで若干広がります。
- 3本のケーブルの金属コネクタをビニールテープで絶縁します。熱収縮チューブがあればそちらの方が楽。
- 絶縁したケーブルをVX-8Dマイクコネクタの4番ピン、5番ピン、6番ピンに挿します。
写真では4番ピン:緑(GPSデータ出力)、5番ピン:青(GPSデータ入力)、6番ピン:赤(GND)です。
- ケーブルの反対側はUSBシリアル変換モジュールの該当ピンへ挿します。青(5)-TXD、緑(4)-RXD、赤(6)-GNDです。ユルユルですぐに抜けてしまう場合は、矢印の部分を押し込むとキツくなります。
- 完成!
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動作確認
- PC(Windows)と接続する前に、ドライバのインストールを行います。FTDIのサイトからVCPドライバをダウンロードします。「setup executable」ファイルが最適です。
- miniUSBケーブルを使用して変換モジュールをPCに接続します。先にインストールしたドライバが自動的に適用されます。
- メモリ編集ソフトの定番FTBVX8Jを準備します。(この接続ケーブルを必要としている人は、既にお持ちかも。)
- デバイスマネージャまたはFTBVX8Jの[Setting]→[Com port Detector]でケーブルのCOMポート番号を確認し、FTBVX8Jに設定します。
- FTBVX8Jの「Read Radio」でVX-8Dからデータが送信できたら、成功です。
最後に
意外と簡単に安価にできたPC接続ケーブル。見た目がアレなのと取り回しが面倒なので、頻繁に使う人は素直にヤフオクやeBayでケーブルを買った方がいいでしょう。
また、秋月には同等機能でもっと小型の変換モジュールやケーブルがあるので、それらを検討してみてもいいでしょう。