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EOS M5とEF-EOS Mで古いレンズを有効活用する

2018年8月11日

 昔買ったEOS用レンズ。マウントアダプター EF-EOS MでEOS M5で使ってみたい。

マウントアダプター EF-EOS M

 「ミラーレスEOSに60種類を超えるEFレンズの可能性を与える」というキャッチの純正マウントアダプター。さすがに純正だけあって、EFレンズに搭載されたISやAFなどの機能が不安なく使用できるようだ。
 特に仕掛けもなく、口径と電子接点を変換しているだけのようだ。
 このアダプターの三脚座は部品として単体で購入可能だが、4,000円もする気合の入ったものなので、無くさないように注意したい。

試したレンズ

 EF-EOS Mのレビューを検索すると、たいてい手持ちの高級レンズでレビューされている場合が多い。しかし当方では、もっと身近なレンズで(というかそれしか持ってない)試してみた。
今回試したレンズは手持ちの4本。どれも思い入れのあるレンズだ。

  • EF28-105mm F3.5-4.5 II USM
  • EF50mm F2.5 コンパクトマクロ
  • SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC
  • SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

 これらが期待通り動作すれば、一気に守備範囲が広がる。街歩きのスナップはEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMに任せ、望遠が必要な場面などではこれらのレンズを活用することになるだろう。EOS M5にはデジタルテレコン的な機能はないから、45mmでは足りない場面が多々あるのだ。

EF28-105mm F3.5-4.5 II USM


 このレンズは初めての一眼レフカメラEOS55と一緒に購入したEF28-105mm F3.5-4.5 USMを修理に出した時に、部品がなく修理不可能と言うことで、代品でやって来たのだった。
 さすがにオール純正の強みか、AFもスコスコ決まり動作音も静かなので、普段使いの便利ズームとして使える感じだ。

EF50mm F2.5 コンパクトマクロ



 一眼レフなら明るい単焦点レンズを、と言うことで当時凝っていた物撮りにも活用できるマクロレンズを手に入れた。
 AFの動作音が大きいが合焦は早く小気味良い動きだ。物取りならこいつを使っていきたい。

SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC


 1本で何でも済ませたいと言う衝動に駆られ手に入れた。性能の割には純正と比べてお財布に優しくデザインもよいSIGMAを選んだ。こいつは本当によく使った。ほとんどカメラに付けっ放しだったような気がする。
 これもAFのモーター音が結構大きい。しかしAFは比較的早く決まるので、かなり使える存在である。

SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO



 球場でスタンドから選手の写真が撮りたくなり、手に入れたレンズ。300mmの割にはお手頃価格であった。自分の撮る写真は「作品」ではなく「スナップ」なので、これくらいの安物レンズで満足できるのだった。
 これも動作音が大きく盛大に鳴る感じだ。AFは少々迷う時もあるが粗方決まる。超望遠が必要な場合、今後も使っていきたいレベルである。スイッチ切替によるMACROモードもきちんと使えたのは嬉しい誤算。

 しかしこれらSIGMAの200mmや300mmは、気合い入れて構えるか三脚を使わないと、手振れの影響を受けてしまう。ボディ内手振れ補正が欲しくなる今日この頃である。

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