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IC-705 USB-C基板導入と受信改造

IC-705のUSB-Cへの変換基板をeBayで入手したので、交換作業をすることにした。本体を開けるついでに以前から気になっていた受信範囲拡張改造もやってみることにした。


USB-C変換基板は小振りの箱で送られてきた。上海からの発送で日本ではヤマトが配送してくれた。箱の中にはさらに小さい箱が入っており、その中に基板が入っていた。梱包材はなし。

本体は、裏側左右4本のネジと上下2本のネジを外すことで、開けることができる。
まずは受信改造を行う。
表示部と本体は2本のフラットケーブルで繋がっているので外す。フラットケーブルは、真っ直ぐに引けば外れる。

次にシールドを外すのだが、先に右側と下側のフラットケーブルを外しておく。
シールドは上下突っ張っているので、曲げないように力を込めつつ外す。

シールドを外したら見える基板の裏に受信改造ポイントがあるので、この基板も外すのだが、上からの灰色の線と下からの黒色の線のコネクタを外したのち、心持ち右側へ基板をずらしながら外していく。
そして、裏側のチップ抵抗2個を除去するのだ。手前のハンダを溶かしてチップ抵抗を無視やり浮かせて、反対側のハンダを溶かしてチップ抵抗を除去した。

次にUSB-C変換基板への交換を行う。
外した基板の隣にある小さな基板がターゲットである。ネジ3本を外して基板を外し、フラットケーブルを付け替える。

このフラットケーブルのコネクタは先ほどのとは違い、無理やり引っ張るのではなく黒い部分を垂直に立ててからケーブルを引くとすぐに抜ける。USB-C変換基板側も同じようにまず黒い部分を立ててケーブルを挿入し黒い部分を寝かせることで接続完了だ。あとは元通りに基板を戻し、シールドを付け、本体を閉める。

改造作業は無事に成功し、今まで受信できなかった鉄道無線などが受信できている。受信改造後の周波数範囲は、30KHz-200MHz,400-470MHzのようだ。

デジタル化が進む中、現時点で聞こえる無線の範囲がとりあえず入っているので、楽しめると思う。
USB-C化の方は、充電はもちろんPCと接続してクローニングもOKである。
ただしPD充電には対応していない。

IC-705の発売からもう5年を迎える。この夏ハムフェアあたりで後継機種IC -705PLUSが発売され、USB-Cが搭載されるのではないかと予想している。もちろんPD充電で10W出力もできるように。

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