限定モデルで評価
ご存知の通り限定モデルは5色展開なのだが、やはりおじさん世代はあまり派手な色を好まないようで一番人気は「グレーデジカモ」であり二番は「ブラック」。販売店でもこの順に売れていくようで、今回は「ブラック」のレビューである。
ブラックになると通常モデルとの外観上の違いは「液晶下のライン」がゴールドかシルバーかというところだけである。アイコム50周年記念モデルと同じ手法である。
あとは外箱が若干大きくなりデータ通信ケーブル OPC-2350LUが付いてくる。通常モデルと同じ値段でこのケーブルが付いてくるのは非常にお買い得感がある。このケーブルを使い、PLUS 2の売りである「ターミナルモード」や「アクセスポイントモード」のためのAndroidスマホやPCを接続するのである。しかもこのケーブルはクローニングにも使えるので、DVゲートウェイ機能を必要としない場合でも無駄にはならない。
クローニングソフトはPLUS 2専用となっており注意が必要だ。しかし以前のモデルの保存ファイル(.ICF)はそのまま読み込め、PLUS 2用に保存できるので買い替えの場合でも大きな問題にはならない。
メニューを見てみると、このDVゲートウェイ機能のためのメニューが新設されている。しかし自宅でも外出先でもレピータアクセスに困ったことがないので、当分使うことはないだろう。
ただRS-MS1Aとの連携が強化されているらしいので、そこはまた後日試してみたいと思っている。
次にPLUS 2の大きな機能としては、FM受信周波数が拡張されFM補完放送が受信できるようになったことを挙げたい。AMラジオが実質使い物にならないので、この拡張は大きな意味がある。FMはハンディ用のアンテナで十分受信できるからだ。
トップの画像は実際にお気に入りのSRH815Sを使って室内にて受信して見た結果の画像である。