迷った。GX7かE-M1か。これはGX7を手に入れる前にも迷った。
あのときは、コンパクトさと安心の日本製という観点からGX7を選んだのであるが、GX1が来てからあまり出番が無くなってしまった。さらに、子供が早足で動いているのを撮影した際、ピントが合わせられなかった!ので、GX7に対する信頼は地に落ちてしまっていた。
少しでも動体に強そうなE-M1に乗り換える決心をしたのだった。
マイクロフォーサーズの取り回しの良さを知ってしまったら、もう他のマウントは考えられなかった。
E-M1ボディのみにする予定だったが、思い切ってレンズキットとした。
もちろん「M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8」のレンズキットである。(PROレンズの魅力には勝てなかった。)
今でも最初にE-M1に触れたときの事を思い出す。
E-M1の新聞広告が掲載された日、なにげにかっこいいカメラだと思った。しかし自分にはOLYMPUSのカメラなど眼中に無かった。その日家電量販店に行くと、早速E-M1が展示されていたので、ああこれが今日の新聞に載ってたやつやな、と手に取りファインダーをのぞき1枚撮ってみた。感動した。ホールディング、ファインダー、シャッターボタンの感触、どれもすばらしかった。しかし値段と未知のマウントということでしばらくは見向きもしなかったのだが、その時分厚いカタログだけはもらっておいた。それが後ほど花を咲かすことになるとは…。
お約束の液晶保護シート、レンズプロテクターも同時に入手。