結局本は紙の媒体で読みたいので、今まで電子書籍には完全にスルーしていたのだが、先日My Sony会員へのプレゼントと言うことで1,000円分の電子図書券(コード)が送られてきたのをきっかけに、体験してみることにした。
カメラ雑誌にしようかとも思ったが、ここは長持ちする(読み応えのある)小説にすることにした。
選んだのは別館でも紹介した「火星の人」。文庫本でありながらちょっとお高いので、躊躇していたところだ。電子書籍版でも1,000円では買えないので、差額を出す必要がある。電子図書券に加算できるのはソニーポイントかクレジットカード決済だ。ここでソニーポイントがあるのを思い出し確認したが、すでに期限切れで消滅していた。わずかなソニーポイントは本当に使い道が無くいつも期限切れで捨てていたのだが、これからは電子書籍で使うことにしよう。仕方なくクレジットカード決済をしようとしたが、現在、クレジットカードを初めて登録する場合、最大1,000ポイントバックされるとのこと。この差額166ポイントではもったいないと思い、先に1,000円程度の書籍をクレジットカードで購入してやった。
この時点でまんまと作戦に引っかかっていることに気付いたが、今後も有効に使っていくことで自分を納得させた。初体験なのでまず1冊お試しのつもりが一気に2冊購入することになった。
このReader Storeで購入した書籍はSafariには対応していないので、初めての購入の際は必ず他に読めるアプリと購入するアカウントの紐付けを求められる。通勤電車で読むことを想定して、リーダーアプリはiOS版をダウンロードした。
iPhoneでアプリを起動すると、Mac側で購入した書籍が表示されるのでダウンロードする。
これでiPhoneで書籍が読める状態になる。
いよいよ電子書籍デビューなのである。
