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2in1ネットワークケーブルテスターを買ってみた

ネットワークケーブルテスターを購入すべく探していたら、マルチメータと合体している2in1のテスターを発見したので、さっそく買ってみた。

届いた箱を開けると黒いキャリングケースとマルチメータ用のリード線が入っていた。 キャリングケースの中には、本体の他、USER MANUAL、ケーブルトレースレシーバー(プローブ)と各種ケーブル、マッピングテスト用のIDユニット3つが詰め込まれていた。
USER MANUAL(取説)には日本語のページはないので、英語をひも解いての試用である。

ネットワークケーブルテスターとして試用する

電源ボタン長押しで電源を入れると、大型の白黒液晶が鮮やかに点灯する。コントラストが高く非常に見やすい。(バックライトは消灯可)
初期はケーブルの長さを測定するモードとなっている。本機で測定できるのは、ケーブル長測定、導通・結線・断線・ショートチェック、PoE電圧測定、マッピングテスト(配線探査)。

測定モードに応じて、ディスプレイに接続方法を示すアイコンが表示されるので、非常にわかりやすい。
早速手持ちのケーブルを使って測定してみる。

2つあるポートのうち向かって右側「LENGTH」にケーブルの片側を挿入すると、即長さと結線状態が表示された。長さはほぼ合っている。

次に向かって左側「MAIN」にケーブルと差し替え、反対側をプローブのポートに差すと、結線1本ずつスキャンされランプ表示された。

次にプローブからケーブルを外し、IDユニットに差すと、そのID番号が本体に表示される。敷設済みのケーブルがテレコになっていないかのチェックに使える。

これ以外は環境がそろっていないので、割愛する。

デジタルマルチメーターとして試用する

本機で測定できるのは、AC、DC電圧、抵抗(導通=ビープ音あり)、電流、温度(Kタイプ熱電対)、NCV(非接触式電圧テスト)、ダイオードテスト。

これは良い

ケーブルの2つのポートの間にLEDが仕込まれており、単独でON/OFFできるので懐中電灯としても使用できる。

普段仕事でよく使う2つの測定器が一つにまとまっていて、厳密な精度を求められない場合は、これ1台でまかなえると言うのは、非常に便利。価格も測定器1台分ぐらいなのでお得感はかなりある。なお、電源は内蔵バッテリーで、USBタイプAで充電するためのケーブルが付属している。充電中は懐中電灯用のLEDが点灯する。

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