MADOSMAにケースを付ける。数少ない選択肢の中から昔からお世話になっているPDA工房のクリアケースを選んだ。このケースはPDA工房オリジナルではなく良くある波型模様のついているTPU素材のものである。クリアということで全面透明だと想像するがそうではなく、半分は透けるマットホワイトとなっているのでパワサポのAir Jacketのようなクリアを期待している場合は注意されたい。
専用ケースなので本体サイズぴったりで緩みはない。電源と音量ボタンもカバーされ押すのに若干力が必要だ。サイドには滑り止めのギザギザ加工がしてある。底面に小さめの穴が空いているが、これはマイク穴のためのものだった。ケースが厚めなのでMADOSMA本来の薄さはスポイルされる感じだ。
MADOSMAにはストラップホールがないので、KATANA 01の時と同様にイヤホンジャックを利用するのが手っ取り早いが、これも本体上側にあり気に入らない。KATANA 01の手法で背面ケースに穴をあける手もあるのだが、今回はこのクリアケースを使ってストラップをつけることにする。
無加工でつけるなら、スピーカー用の幅広穴もしくはマイク用の穴を使ってストラップの紐を通す。しかしこの手法では前面にストラップの紐が出てきて周囲のカバーがその部分だけ浮いてしまう。これは美しくない。
そこでマイク穴のちょっと背面側に穴をあけ、そこにストラップの紐を通すことにした。この部分は透明の柔らかい素材の部分なのでピンバイスで穴を開けるのは苦労する。なんとか穴を開けストラップの紐を通し完成である。穴を開ける部分は背面から底面にかけてのカーブの部分に開けると強度的にも適していると思われる。
あとで気がついたが、マイク穴とスピーカー穴の2つを使って紐を通せば、無加工でしかも前面に影響することなくストラップをつけることができるのであった。この2つの穴の距離は15mm程度あるので、若干ひもの長さが必要だが強度はありそうだ。
なお、本記事を参考にストラップをつけた結果については、当局は一切関知しないので、自己責任でお願いしたい。