しばらく使ってのレビュー。取扱説明書の読み込みが足りない部分があるかもしれない。
良い点
- GPSの受信は速い。一度測位し始めると条件の悪い場所でも結構ねばる。
- 物理キーがたくさんあるので、よく使う機能がワンアクションで呼び出せるのは非常に便利。さらにユーザーが定義できるキーが2つ用意されている!
- すぐにちぎれそうなゴムキャップだが、部品さえ手にはいればユーザーでも交換可能なつくりになっている。
- Bluetoothはやはり便利。iPhoneでもそうだが一度無線のイヤホンを使うともう有線には戻れない。TH-D74ではこのちぎれそうなキャップを開けてイヤホンをつながなくてもいい。イヤホンジャックの位置は上側(GPSアンテナの位置)が最適だと思うのだが、最近のハンディ機は側面についていて、実際イヤホンを使う場合引っかかったり何かと不便である。これがBluetoothで一気に解決する。最近はBluetoothイヤホンもヘッドホンも結構手軽な価格で買えるので、使わない手はない。
イマイチな点
- やっぱり分厚い。今のトレンドは薄くて幅広だと思うのだが、技術的に無理だったのかな。TH-D74は前面が若干青緑かかった黒色で背面は黒色。バッテリーを外した程度の厚みだったらと思う。厚みは単1電池とほぼ同じ。缶コーヒーと同じで握りやすいという人はいるけれど。
- メモリーチャンネルには必ずグループの設定が必要で、どのメモリーグループにも属さないチャンネルが作れない。
- 画面左上のGPSアイコンは未受信は点灯、測位中・測位継続は点滅なので、ICOMや八重洲と逆。電源入れたら室内なのにGPSアイコンが点灯していたので、びびった。
- 画面右上のバッテリーアイコンの説明が取説にない。H/M/Lの三段階表示だと思われる。
- レピーター選ぶのにいちいちワールドエリアの選択から始まるのは勘弁して。前回選んだグループまで覚えておいてほしい。
- スケルチの動作というかビジーランプの動作があやしい。これについては、もう少し使い込んでからまとめたいと思う。