7.9インチiPad miniクローンのWindowsタブレットmiPad2を入手したので、紹介します。
miPad2とは
中国Xaomi社のいわゆる中華タブレットであるが、Chuwi、TACASTなどの中華タブレットとは一線を画すデザインで所有欲を満足させてくれる。ただし価格は高め。
気になるスペックは、CPU:Atom-X5 x8550 1.44GHz、メモリ:2GB、ストレージ:64GB MMCと特筆すべきところはない。
インターフェースはヘッドホン端子とUSB type-Cのみ。USB type-Cは充電及び周辺機器とのインターフェースを兼ねている。これしかないので、当面は変換コネクタが必須ではないかと思われる。
現行機種のmiPad3がAndroid版のみなので、このWindows版miPad2は今となっては入手困難なタブレットである。オプションとして揃えたい液晶保護フィルムやケースはAmazonで入手可能である。
Windows10の様子
miPad2にインストールされているWindowsは他の中華タブレットと同じようにまず英語版なので、日本語化する。セットアップしてしばらくは元気に動いているようだが、この機種特有の不具合として画面が乱れる件が挙げられる。
一つは画面の右半分が反転してしまう現象で、もう一つは液晶の中心部を押さえつけたようなムラが円状に現れるというもの。いずれも見た目ハードウェア異常のようなガッカリ感だが、いずれもデバイスマネージャから、ディスプレイアダプタ(Intel HD Graphics)、System device(LP8556 Backlight Controler)のドライバをアップデートすることにより解決している。
その後Creators Update、Fall Creators Updateと2回の大型アップデートにも耐え、現在に至っている。
使い勝手
7.9インチ2048x1536ピクセルのワイドでない液晶、薄さ6.95mm、重さ322gの本体は取り回しが楽で使いやすい。WindowsなのでiPadのような快適な操作感ではないが、スペックの割にサクサク動く。そもそもこの類の端末はメイン端末ではなく、サブであることを考えるといい選択だ。
私のメイン端末がiMacなので、miPad2は、iMacでは動かないExcelのVBAを動かしたり、アマチュア無線機のメモリー編集ソフト(クローニングソフト)を使うのに活躍してくれている。