戸建てに移ったら、アンテナはもっと自由に上げれるものだと思っていたが、甘かった。(以前の奮闘記はこちら)
広い庭もなく、屋根にも上がれそうにない我が家は、バルコニーにアンテナを設置することにしたが、バルコニーにはアンテナを保持できるような手すり的なものがない。 長らくHV7CXにカウンターポイズ線だけを付けて、バルコニーの角に立てかけていたが、ついに解決策を見出した。


バルコニーの角に単管パイプを使いHV7CXを上にあげるのだ。単管の保持はプランターハンガーを使うことにした。 笠木の幅が22~23mmほどあり、普通のプランターハンガーでははまらない。唯一使えるのが「 小林金物 グリーンガーデン(Green Garden) ステンレス製 プランターハンガー ワイド型 No.105」である。これを使い本来プランターを置く部分で、単管を支える。(写真ではひもで縛っている部分もあるが、金属に付け替える予定。)


単管はあまり長いと不安なので2mとし、単管の下、接地部分には台座(固定ベース)も付けておく。単管パイプは1.2mm厚φ25.4mm、台座ともホームセンターで購入した。

HV7CXは、キャリアベースで単管に取り付けた。カウンターポイズはそのまま無造作に垂らしたまま。
次の難関は同軸ケーブルをいかに部屋の中に入れるかである。 エアコン用の穴はない。木造なので自由に開けられるかを思いきや、きれいに柱をよけながら穴をあけるのは素人では難しいし、どの業者に頼めばいいかもわからない。 結局、隙間ケーブルを使って入れるしかないのだ。シャッター、網戸、サッシを越えて部屋に入れるために何度も鋭角に折り曲げ隙間ケーブルを設置した。

ようやくアンテナ設置工事は終わった。


