1991年発売のICF-SW55を手に入れた。
この機種の発売当時は、BCL・無線熱が急激に冷めてしまっていた頃だったので、このラジオのことは知っていてもそれ以上追いかけはしなかった。
ところが10年ほど前にアマチュア無線にカムバックしてから、昔のBCLラジオが恋しくなり特にこのSW55は他社にないデザインでぜひ手に入れたいと思っていた。
そんなICF-SW55だが、入手した個体はシリアル9万番台の比較的新しいタイプらしく、ネットで言われている持病(電源ON後すぐOFFになる、音小さいなど)のない優良なモノだった。
ただひとつ、どうしても我慢でない「周波数ずれ」があった。AMラジオ放送やラジオ日経とかで確認したところデジタル表示が5KHz低いところで同調している様子。
自分では修理はおろか開腹すらできないと思われたので、ネットで発見したその筋の「達人」の方にダメ元でお願いしてみた。
依頼先は、「じんけいの修理日記」のじんけいさん。
修理を快諾していただけたので、早速モノをお送りし、ついでに液晶ライトをLEDに交換していただきました。その様子はこの記事にまとめられています。
帰ってきたSW55は周波数のずれは解消しており、今までより感度が上がったような感じがしてうれしい限り。
本当にありがとうございました。
しばらくはこいつで昔のようにBCLを楽しんでみようと思う。