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ALINCO DJ-X11がやってきた

2015年10月6日

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 そろそろ新しい受信機を導入したくなってきてどうしようか悩んでいたが、最近は受信機の新製品もなく(かろうじてアマチュア無線機の新製品は出ているようだが。)寂しい限りで、無線機の受信機能を使うよりももっとガッツリ受信機オンリーのものにしたくなった。かといって固定器は嫌であくまでもハンディ機にしたい。そうするともう選択肢はほとんどなく、今回は今までその名前から敬遠していたALINCOのDJ-X11に白羽の矢を立てた。オークションなどで中古品を物色したがタマが少なくあまり安くないので、思い切って新品にしてみた。
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 この、箱を開けてビニールから一つ一つのパーツを出す瞬間がたまらない。店員から開けたらまず充電してと言われていたので、専用充電池を本体にはめ込み…か、軽い!ボディの厚みや本体の大きさから想像していた重さと違い、すごく軽く感じられる。スペック上では約235g、VX-3の倍ぐらいあるのだが。VX-8Dとほぼ同じぐらいの重さで、VX-8Dは凝縮された塊感があってずっしりと重く感じられ、X11は筐体が大きいので軽く感じられるのか。電池をセットしてすぐに充電を開始したが、3分ぐらいで充電完了になった。元々充電されていたに違いない。

 充電ができているということは、早速受信だ。付属のアンテナを接続し電源を入れると144MHzと430MHzのメインchが表示されていた。昔はメインchにはたくさんの局が出ていたが今は何も聞こえない。(受信環境にもよるので一概には言えないが。)430MHz側で時々スケルチが一瞬開くのだが、その時の音が「ポツ」みたいな感じでとても耳障りである。何とかならないかな。
 何も聞こえないのは寂しいので、AMとFM放送を聞いてみた。音質は非常に落ち着いた聞きやすい音でビックリした。
 今までVX-8Dとかでは、メインバンド(上段に表示されている)のVFOやボリュームを変えるのに本体向かって右側のダイヤルを回していた。(VX-8DやVX-3はダイヤルが1個しかないのでどうしようもないのだが)
DJ-X11はダイヤルが2組あって、メインバンドは左側のダイヤルを使用する。これにはなかなか慣れずついつい右側のダイヤルを回してしまう。何とかならないかと思っていたら、設定で左右のダイヤルを入れ替えられることが分かって解決した。


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