外にアンテナを設置しWIRESを聞いていたら、やはりHFを運用したくなり、3アマにも合格したお祝いだと自分を納得させ中古を物色。そしてFT-897DMに決めた。
入手してから気が付いたのだが、FT-897Dシリーズには旧スプリアス規格のものと新スプリアス規格のものが存在していた。そんなことは知らず897ではなく897Dを買おうと注意を払い、あとは状態と値段で決めたのでドキドキしてよく調べたら新規格のものでホッとした。
対抗馬にはFT-450DMやIC-7000Mなんかを考えていたが、この897DMのオヤジのハートをガッチリつかむデザインにやられた。ゴツゴツとした程よい数のボタン類、デカイダイヤル、HF〜430までがぎゅっと凝縮された小型サイズが良いのだ。液晶は小さくモノクロで解像度も前世紀のものだ。八重洲はFT2Dもそうだがデザインに昭和の香りを感じる。悪く言えば古臭い。KENWOODやICOMのようなスマートさは感じられないのだが、今の自分はなぜか八重洲を選んでしまう。
よく使うであろうボタンやダイヤルは独立しているのだが、その他のボタンは液晶下の3つのファンクションボタンに集約されている。それをFキー+小ダイヤルで切り替えるのだが慣れるとかったるそうな気がする。しかし切替が1周したらBEEP音が変わるので、そこだけはわかりやすいかなと感じた。
さて無線機を据えたなら次はアンテナである。今はこっそり上げたNR950Mしかない。HFのアンテナをなんとかするまではこのアンテナをFT2Dと共用して操作に慣れていこうと考えている。