ようやく動いたNoraGatewayを使うには、決められた作法がある。 公式ページの「使用方法」を熟読して、接続する。 毎回毎回この手順は煩雑だな、覚えてられないなと感じていたところ、もっと簡単に接続する方法が別サイトに公開されていた。
メモリーに登録しておいて、それを順に呼び出す感じで簡単。 まず自分のNoraGatewayをレピータリストに登録する。
次に操作コマンドや接続先を相手局コールサインとして登録する。 (画像にあるNo.1〜3はReflectorメニューのUse Reflector、Link Reflector、Unlink Reflectorと同じなので登録しなくても良い。No.4、5はどんな時に使うのか結局分からずじまい。)
ここまでできたらDR長押しでレピータモードにして、Fromに自分のNoraGatewayをセット、Toに接続先(REF001Cとか)をセットし、PTTを押す。
接続されたら、リグから「接続されました」と音声通知がある。
その後交信する場合は、ToにCQCQCQ(Use Reflector)をセットして、PTTを押す。
リフレクターに接続したところで、何も聞こえない。時折、誰かが接続しにくるのがわかる程度。 NoraGetewayの立ち上げに結構な時間を費やしたが、それに見合うほどの結果ではなかった。 もっと時間をかけて、色々実験したいと思っている。
このNoraGatewayしかり、FT8しかり、個別の環境に左右されるシステムのセットアップや使用方法は、これでALL OK的な一か所にまとまった情報がなく、つまずく度にネットで経験者の情報をかき集めて自分の環境に合わせていかなければならない。 以前、Raspberry PI ZeroでNoraGatewayを構築して使っていたのだが、今度はPI 3で再構築しようとしたら、セットアップのやり方とかすっかり忘れてしまっていた。そんな自分の備忘録として記事に残した。 今回の「夏休みの工作」シリーズがNoraGatewayを使ってみようかと考えている方々の手助けになれば幸いである。(その1は純粋に工作なので参考にならないが。)