広告-レスポンシブ

広告 無線

TH-D74 アナログFMリピーターリスト

2019年11月3日

 TH-D74用のアナログFMリピーターリストを作った。
 3年の時を経て、MCP-D74は生まれ変わったかと思っていたが、全く変わらずでがっかりしつつもリストを作ってみた。
 メーカーから公開されているリピーターリストはデジタルレピーターのみ。TH-D74のレピーターリストはデジタルレピーターしか登録できない謎仕様だ。仕方がないので、通常のメモリーチャンネルに登録することにした。

メモリーチャンネル編集の高い壁に阻まれる

 レピーターリストは単体でインポート&エクスポートが可能で、ファイルの中身はタブ区切りテキストである。だがしかしメモリーチャンネルについては、インポートする手段が無いに等しい。
 唯一のインポート形式であるTravelPlus for Repeatersのファイル形式を調べたが、何の手がかりも掴めない。メモリーチャンネルのグリッドは色々入力制限が施してあり、一括入力はできそうに無い。Excelから複数のデータをコピペしようとしても受け付けない。
 最終的には1chづつ地道に入力するしか無いという結論に落ち着いた。
 しかし、自分のグリッド内では複数のデータをコピペする方法がわかったので、レピーターとして1ch完璧に入力して、それを必要ch数コピーして周波数と名前を変更するという方法で入力していった。
 メモリーチャンネルも単体でインポート&エクスポートできるようにして欲しいーーーーー!

アナログFMリピーターリストのコピー方法

 今回公開するアナログFMリピーターリストは、MCP-D74のファイルそのものである。
 メモリーチャンネルのNo.101〜No.585に全国のFMレピーター情報を登録している。メモリーグループはエリアごとにNo.11〜20に登録してある。
 これを自身のファイルにコピーして使うのだ。その方法は次の通り。

  1. MCP-D74でダウンロードしたファイルを開く。…(A)
  2. もう一つMCP-D74を立ち上げ、自身のデータファイルを開く。(もしくはTH-D74からデータを読み込む。)…(B)
  3. (A)のメモリーチャンネルの先頭番地(No.101)の「名前」をクリックし、SHIFTキーを押しながら最終番地(No.585)の右端の「ロックアウト」をクリックする。
    すると全レピーターデータが選択されるので、コピーボタンを押す。
  4. (B)のメモリーチャンネルの登録したい番地の周波数をクリックし、貼り付けボタンを押す。

 これで希望の番地にレピーターデータがコピーされたはずだ。
 あとはTH-D74に転送して完了である。
 なお、メモリーグループの変更をしたい場合、一括では行えないので1chづつ修正作業が必要である。
 なんとかしてくださいよ、この仕様。

さらなる考察

 FT3Dで悶絶したRT-systemsのメモリー編集ソフトのTH-D74対応版があるので、それを購入するともっと楽にメモリー編集ができると思われるが、FT3Dと同じように日本語の名前が文字化けする可能性がある。その場合、大枠をRT-systemsで作ってTH-D74に転送し、それをMCP-D74で読み込み日本語部分を修正し再転送するということになるので、MCP-D74単体でポチポチ入力するのと、どちらの手間がより楽かという究極の選択を迫られる訳である。

ダウンロード(データは2019年9月末時点のもの)

FMRepeater20191102.zip


スポンサーリンク

-無線