ここでいう「楽に」というのは、手段のことではなく負担のことである。
格安SIMを使っている場合、最初に一括払いで購入してしまうとあとは楽なのだが、これはできる人が限られてくるので、2年というスパンで物事を考えてみる。
2年というのはキャリアの縛り期間であり、まずキャリアにお世話になるパターンを考えてみる。なお、家のインターネットとか家族とかのしがらみはないものとし、XS Max 256GBをMNPで月額の負担をできるだけ少なくするプランを選択する。
各社の料金シミュレーションによると、毎月の支払額は下記の通り。
docomo(シンプルプラン、ベーシックパック1GBまで)で8,726円/月(3GBまでだと9,914円/月)
au(auピタットプラン、スーパーカケホ、スマホ応援割)で9,338円/月(3GBまでだと11,338円/月)
1年後にスマホ応援割がなくなり、1,000円アップなのでプランを見直す必要あり。
ソフトバンク(基本通話プラン、データ定額ミニモンスター)で10,218円/月(3GBまでだと12,218円/月)
こちらも1年後に1年おトク割がなくなり、1,000円アップ。
そして、現在使用中のiPhone 7 Plus 128GBを下取りにだすと、機種代金から割引をしてくれるので、月額料金はさらに下がる。
docomoは33,000円、auとソフトバンクは23,760円相当分を割り引いてくれる。
キャリアでiPhone XS Maxを手に入れるのなら、docomoが最安である。
そして格安SIMを選択する場合、Apple StoreでSIMフリーを分割24回払いで購入する。
消費税、分割手数料込みの毎月均等払いで1回目7,145円、2回目以降6,700円である。
これに音声通話SIMデータ3GBプラン(例えばmineoの場合)1,600円となり、合計8,300円/月となる。
この場合手元にiPhone 7 Plusが残るので、オークションや店舗での買取の利用でさらに負担額を減らすことが可能だ。
なお、この考察では各種手数料は全く考えていないのでご了承いただきたい。
各社、Webでの料金シミュレーションができるようになっているので自分にあった買い方をして、「楽に」XS Maxを手に入れよう。
iPhone完全マニュアル2020(11/11 Pro/11 Pro Max/XS/XS Max/XR/X/8/8 Plus/7/6sなどに対応)