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RT-systemsのFT3D用メモリー編集ソフトを買ってみた

2019年10月14日

いざ購入。

 八重洲無線謹製のADMSシリーズのFT3D対応版がいつまでたっても公開されないので、RT-systemsのYPS-FT3Dを買ってみた。
 購入は公式サイトから、ダウンロード版アプリのみで$25.00で、PayPalで支払った。
 購入時、ユーザー情報とメールアドレスを入力してPayPalの支払いが完了した時点でエラー表示になってしまった。画面にはユーザーサポートに連絡しろと。
 かなり焦ったが支払いからしばらくすると、PayPalに登録してあるメールアドレスにアプリのシリアル番号が届く。その後はサポートのページからアプリをダウンロードして事なきを得た。(アプリのダウンロード時はPayPalの請求書 ID No.とPayPalに登録されているメールアドレスの入力が必要である。)
 多分、登録しようとしたメールアドレスとPayPalアカウントのアドレスが違ったからこんな羽目になったんだろうと思っている。

インストーーール!

 早速、Windows10にインストールした。インストール時に言語を問われるが日本語はないので英語で進める。途中にシリアル番号とメールアドレスを入力する必要がある。無事にインストールが完了したら起動してみる。
 予想通り英語版で起動するが、Settings→Preferences…で言語を選択でき、そこには日本語があるのだ。アプリを再起動するとめでたく日本語版となる。一部翻訳されていなかったり怪しげな日本語だったりするがそこは目をつぶろう。

FT3Dからデータを持ってくる。

 さて、まずはFT3Dからデータを持ってくるのだが、相変わらず本体付属のUSBケーブルはファームウェアのアップデート用でデータ通信にはSCU-19が必要である。(YPS-FT3DはSCU-19にも対応していると公式ページに書いてあった。)
 仕方がないので、microSDカードを使ってのデータ授受をすることに。

 メモリーデータの編集はYPS-FT3Dでやってもいいのだが、他の機種からの移行とかデータの使い回しをしたいので、CSVを編集してインポートしたい。よってまずはFT3Dから読み込んだデータをCSVでエクスポートして、それを編集していく。
 インポートファイルを作るに当たって注意すべき点は、周波数の小数点以下の桁数を合わせること、1行の末尾の「,」を忘れないこと、である。これが合っていないと、インポートを始める時点でファイルがおかしいと言われる。

 インポートも一筋縄では行かない。意味があるのかわからない作業を強いられる。


 インポート作業1/4、2/4は「次へ」で進めて、問題は3/4!ここでどの列のデータを読み込むのか選択する必要がある。デフォルトは先頭のチャンネル・ナンバー以外は「無視する」ことになっている。
 複数チャンネルをドバッとインポートしたい場合は、左から順に列名を選びなおさないといけない。しかもこの設定は記憶されずインポートの度に設定する必要があるのだ。
 それなら全ての列を読み込むチェックBOXでもあればいいのに。
 とりあえず「名前」の列まで設定すると、思ってた感じにインポートされる。
 4/4はデフォルトで全ての行を読み込む設定になっているのでそのまま完了する。うまくいけば期待通り読み込まれているはずだ。
 名前(メモリータグ)については日本語も問題なく読み込まれている。

そして最大の罠にはまる。

 いよいよSDカードへ書き込みだ。一瞬で終わる。
 念のため、SDカード内のBACKUP.datの更新日時も確認し、そのSDカードをFT3Dに持っていく。
 バックアップをSDカードから読み込む。問題なく完了する。
 さぁ、メモリの内容を画面で確認だー…文字化けしてる。日本語は一部の全角カナを除いて全滅である。これでは使えない。
 試しにFT3Dで日本語でメモリータグを設定して、SDカード経由でYPS-FT3Dに読み込ませても日本語部分は文字化けしてしまうのだった。

 惜しい!実に惜しい。


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