Amazonで購入したエアバンドも受信できるポケットラジオHRD-737。外部アンテナやキャリング巾着とか色々入ってリーズナブルな価格で買える。
さすがに中華ラジオだけあって、新品のはずだが液晶には小傷が。MicroUSBで充電して電源を入れてみる。
少ないボタンで色々な操作を行う機械の宿命で操作は難解。本体正面のUP/DOWNボタンは音量調整で、本体側面のUP/DOWNはチューニング。これは逆の方が良かったと思われるが…。
性能面ではAMラジオ、FMラジオはガンガン受信してくれるが、その他のバンドは本体内蔵のロッドアンテナでは心許ない。
そこで今回の本題、先人の知恵を拝借しハンディ機と同じSMAコネクタを付けてみた。
本体を2枚におろし、ロッドアンテナを外す。次にロッドアンテナの穴をハンドグラインダーで広げ、内側からコネクタを外に出すことにした。
頭で考えているよりも結構大きな穴が必要で、コネクタ根本のナット部分が大きく収めるが困難であった。イヤホンジャック周辺と干渉してしまうので、ビニールテープで絶縁し埋め込む。配線完了したのちにバックパネルをはめようとしたところ、やはりSMAのナット部分が大きく閉まらないことが判明。
幸いにもバックパネルのこの部分は肉厚になっているので、そこを丁寧に削り取り、なんとかナットを収めることに成功。はめてみると若干の隙間が開くもののその付近の爪もしっかり噛んでいるため、この辺でやめることにした。
完成後、アマチュア無線のハンディ機用アンテナとか外部のアンテナとかを接続してみたら、今まで聞こえなかった2mメインチャンネル、遠方のエアバンドの交信や、国際VHFの更新などが受信できるようになった。大満足であった。(ただし30〜233MHzを受信するVHFバンドの周波数ステップは25KHzなので、使い物になるかは別。)
しかし、ハンディ機用アンテナを接続すると、イヤホンジャックの一部が隠れてしまい使うことができなくなってしまうのは誤算である。