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ID-51がやってきた

2016年3月17日

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 WIRES-Xの世界はFT2Dで堪能したので、今度はD-STARを知りたくなりID-51を入手してみた。
 とりあえず今回は開封の儀というところだが、無線機は基本的に梱包に金はかけてないようで、新しい機器に対面するということの多少のワクワク感はあっても、それ以上のものはない。内容物確認といったところか。
 中身は本体、アンテナ、バッテリー、充電器、取説。最初からクローニングソフトや取説PDFのCDを付けてくるあたり、八重洲とは一味違う印象だ。取説は基本操作用が冊子として付属しており、使いこなし(応用)編はPDFでCDに入っている。このPDFマニュアルはアイコムのサイトからもダウンロードできる。購入前にダウンロードして読んでみたが、よく出来ている。単にPDFにしました的なものではなく、ページのリンクも設定されていて非常に見やすい(使いやすい)マニュアルである。
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 アイコムの無線機を手にするのは、IC-02N以来30年ぶりである。(受信機はIC-R6を最近まで使っていたが。)あの頃は受信改造をして、本来のアマチュア業務よりも警察無線や消防無線を聞くことに熱をあげていた懐かしい時代である。

 これから使い込んで行く過程で、レビュー記事をアップしていくことになるのだが、どうしてもFT2DやWIRES-Xと比較してどうだという内容にならざるをえない。しかし自分もFT2DとID-51で悩んだ時にそんな記事を参考にしようと調べまくった経緯があるので、同じように決めかねている方々の情報源になればと思い書いていきたいと思う。

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 では早速バッテリーとアンテナを装着し、電源を入れてみるのだ。アンテナは付属品は長くて取り回しが面倒なので、手持ちのコメットSMA209を装着…固い。GPS部分の出っ張りがアンテナに当ってしまっている。固いが装着できないことはない。もう少しスリムなアンテナでないとスムースに装着できない。またSMAコネクタのネジ部分がやけに長く、短小アンテナSRH805Sでは根本まで刺さらない。
 バッテリーは半分程度充電されていた。
 軽く動作確認の意味も含めて使ってみたが、非常に操作性が良いと感じた。ガラケーをほうふつとさせる十字キーとその周りの6つのキーで操作するのだが、迷いがない。やりたいと思った操作がなんとなくできる。今まで八重洲のハンディ機ばかり使っていてこういうものかと思っていたが、別次元の使い勝手の良さである。周波数手入力用のテンキーはないがそれなりに素早く周波数を合わせられる工夫がある。
 VFOはFT2Dはカチカチと高い音を出すのだが、ID-51がクックッとほとんどクリック感だけで音は出ない。どちらが良いかは好みによるところ。
 また気づいたところがあれば、追々紹介していこう。

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