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iPhoneで無線のログを取る〜HamLog レビュー〜

2017年2月12日


※2020年12月31日現在、このアプリは入手できなくなっています。

アマチュア無線に義務つけられている通信ログを手軽にiPhoneで取りたいと思い、数少ないアプリの中から「HamLog - Pignology, LLC」を購入して使ってみることにした。
無料のアプリをいくつか試してはみたが、いまいち使い勝手が悪かったり数年前から放置されている感があったりしたので最終的に「HamLog - Pignology, LLC」に落ち着いたというところ。海外製で若干戸惑うところもあるが、よくできていて慣れれば非常に使いやすい。

初期設定で使いやすく


インストールしたらまずは「設定」→「HamLog」から初期設定を行う。とりあえず設定しておくのは

  • Your Callsign:自局のコールサイン
  • Show Num Board:通常のQWERTYキーの上に数字キーが出現=コールサイン入力が楽
  • Contact List Local Time:コンタクトリストに表示される時間がJSTになる。

場合によってはRapid FireをONにしておくと、ログ入力後いちいちリストに戻らずに連続入力できるようになる。
あとはデフォルトの周波数やレポートをあらかじめ入力しておくこともできる。
またMinimal Log ScreenのON/OFFでログ画面の項目を最小限にすることも可能だ。
左側が通常のログ画面で右側がMinimalのログ画面だ。

Toolsの充実がこのソフトの醍醐味

画面右下の「Tools」をタップすると、62項目ものツールが利用できる。全部試したわけではないが使えそうなのをいくつか紹介しよう。

  • Band Plans:各国のバンドプランが参照できる。JPもあり。
  • Q Signals:Qコード一覧(ただし英語)
  • CW Generator:キーボードから入力した文字列をモールスにして再生。
  • CW Helper:モールス符号の一覧。音で聞くこともできる。CW初心者には最適。
  • Weather:任意の場所の天気情報を表示。
  • Export Log Entries:このツールのためにこのアプリを購入したと言っても過言ではない。
    HamLogのデータを他の形式にエクスポートしてくれるのだが、そこにeQSLへのエクスポートも含まれているのだった。
    eQSL.ccを選択すると、ユーザー名とパスワードを入力し、Submitするとこのアプリに入力されたログがeQSLのOutBoxに送信される。eQSL使いには超便利。


気がついたこと

ログ画面の日時はUTCで表示されるが、入力はJSTでできるしコンタクトリストはJSTで表示されるので、気にする必要なし。
NameやQTHなど日本語入力問題なし。
QSLの送受チェックもログとして残せる。
コールサインの入力は英小文字入力でも保存すると英大文字に変換されている。コールサインの入力時に直前に使っていた言語のままキーボードが表示されるのは残念。英語モードで表示されたら最高。
もちろん過去のログをコールサインで検索することも可能だ。

安価でかなり使えるアプリだと感じた。

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