今までTime Machine用のストレージはUSB HDDを使用していたが、本体がMacBook Proになりドックを付け外しして運用することになると、USB HDDをその都度外す操作が必要になり、かなり面倒だということが分かった。
そこでネットワーク経由で接続できるTime Capsuleの中古を格安で買ってきた。すでにTime Capsuleは販売終了しているのでできるだけ最近のモデルをということでAirMac Time Capsule-ME177J/Aにした。
AirMacの機能も使って、宅内Wi-Fiの中継機として使いながらも本来のバックアップ領域としても使うことを目論んでいたが、このAirMacのWi-Fi中継機能は、親機がAirMacでないと無理みたいだった。前モデル(平たいやつ)はいけそうな感じだった。(自分の調査が不足しているのか、成功例は見当たらない。)
しばらく使っていたら、バックアップ時間にHDDが動き出す音がすごく気になり出した。結構静かな環境で使っているのでとっても気になる。 公開されている分解記事を見ると自分でもできそうな感じだったので、同じ容量のSSDに換装することにした。
準備したのはSSDと2.5インチから3.5インチへ変換するケース。ケースは3.5インチにした時に普通の3.5インチHDDと同じ位置にSATAインターフェイスがあるものでないと接続できないので注意。(Time Capsule内のSATAケーブルに余裕は全く無い。)
分解の様子は他所を参考にして頂くとして、苦労した点についてお伝えしたい。
まずは、底面の蓋を外すところ。 金具を入れる隙間がほぼ無いし、硬いし。蓋側の爪受けを2カ所割ってしまった。
そして、HDDを固定するパーツの加工と、本体への挿入。 このパーツは元々のSeageteのHDDの形に合わせてあるので、それを今回のHDDケースに合わせて突起を削る必要がある。パーツを壊さないよう削る作業もしんどいが、その後にパーツ付きのHDDケースを本体に挿入するのも一苦労。パーツの加工をかなり追い込まないと、奥までHDDを入れることができず、その後の作業ができない。しかも一度入れたら、また出すのに苦労を伴う。
最終的にSSDを入れて元通りに組み直し、稼働させてみたところ、動いているのが分からないくらい静かにバックアップが取れている。